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赤ちゃんの世界が広がる「おんぶ」をしよう!


こんにちは!ママも赤ちゃんも気持ちいい!抱っことおんぶを伝えている 森井みき です。
名張の素敵発見nanowa で抱っこやおんぶのこと、子育てに関する情報をや知恵をコラムに綴っています!

抱っこ紐とおんぶ

初回は  なるほど!そうだったんだ「抱っこ紐」 と題して、抱っこ紐についてお話しました。
2回目となる今回のテーマは おんぶ です!
今ママたちがよく使っている抱っこ紐は、横抱き、縦抱き、そしておんぶなど、何通りも使えるような工夫がされています。
ちょっと高価な育児グッズである抱っこ紐。
いくつかの使い方ができると一石二鳥?三鳥?
道具をいくつも持つより、ひとつなら荷物を減らせる?
「おんぶ=抱っこ紐」と考えるママも多いかもしれません。

赤ちゃんの成長はとっても早く、半年もすれば寝返りもできるようになります。
自我も芽生え、ママの姿が見えなくなると泣いて呼んだり、後追いしたり…
そうなると、ママは用事がなかなかできないし、抱っこしながらの家事も難しくなってきますよね。

そんな時、おんぶをすると体の前も手も空きます。
おんぶはママの強い味方となるのです!

でも、ちょっと待ってください!
抱っこ紐でしているその「おんぶ」について、ちょっと考えてみませんか?

赤ちゃんは何が見たい?

突然ですが、あなたが赤ちゃんだったらどんなおんぶをしてほしいですか?


抱っこ紐でおんぶをした時、赤ちゃんの目線の高さを考えたことはありますか?
特に、中高生のリュック姿のようなお尻の上に赤ちゃんが乗っているような、ダラリとしたおんぶ。
そんな時の赤ちゃんの目線はどこにあるでしょうか?
ぜひその目線を感じてみてください。

例えば、お料理をしたい時。
音のする物、匂いのする物がなにか知りたくないですか?
好奇心があふれて、なんとか前を見ようとしませんか?

ママは自分の自由に動くけれど、前が見えない赤ちゃんはどうでしょう?
上下左右、いきなり動けば赤ちゃんの体は無駄に振られてしまいます。

赤ちゃんが背中でグズった時、勝手に眠いからと決めつけてしまっていませんか?
黄昏泣きだと決めつけて、泣き疲れて寝るだろうと思っていませんか?

グズって、泣いて、疲れて、寝て…毎日続けば “あきらめる” のです。
知らない内に、あきらめる心を育ててしまっているかもしれません。

“前が見える”こと

おんぶは実はとってもシンプルな道具でできます。一本帯や兵児帯、さらし(腹帯)などなど。
ちょっと練習は必要ですが、覚えればとても簡単に、早くおんぶができるようになりますよ。
もちろん、荷物もとっても軽くなりますし、暑い時季は涼しく過ごすこともできます。


なんといっても一番良いところは、高い位置でおんぶができるということ!

高い位置でおんぶをすると、ママの肩越しに前を見ることができます。
目で見る → 覚える → 真似る
「真似ぶは学ぶ」という言葉があるように、自然に学びに繋がります。

お料理をしながらたくさんのお野菜を教えてあげてください。
おいしい匂いを教えてあげてください。
お洗濯を干しながら、散歩をしながら、空の色や雲を教えてあげてください。

同じものを一緒に見ながら肩越しにお話することは、赤ちゃんとママの楽しい世界を広げてくれますよ!

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名張の素敵発見「nanowa(なのわ)プロジェクト」

都会でも田舎でもない「ちょうどいい暮らし」が魅力のまち「名張」。 名張大好き!面白いこと、楽しいこと大好き!な「nanowaプロジェクト」のスタッフが、名張の素敵発見ニュースをお届けします。