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春を感じ、春をいただく。早春のほろ苦い御馳走「ふきのとう」。


ふきのとう:蕗の薹

ほぼ一年ぶりの更新です。
あれから色々あって、今年から新しいスタートを切ることになり、またここにも四季折々のお話しやハーブ、手作りのお話しなどを更新して行きたいと思っています。
これからどんどん、宜しくお付き合いをお願い致します。

さて、今年は沢山雪を見ましたね~。
寒い日が続いて、「いつまで寒いんだろう~」と思っていました。

三月に入って、ようやく柔らかくて暖かな日差しが戻ってくれてほっこりしたのは人間ばかりでは無いようで、庭に小さなお花があちらこちらに顔を出し始めてくれました。

ふきのとう・・・蕗のお花。
茎を煮つけや佃煮で召し上がる方も多いですが、この蕗のお花<蕗の薹>も早春のほろ苦い御馳走です。

茎の部分よりも栄養価が多くて、ビタミンや食物繊維が豊富♪
胃の中で水分を吸収して膨張し、満腹感が得られると言ってダイエット食品に出来ないかと研究が進んでいる話を聞き、「毎年欠かさず食べてるんだけどな~」と、密かに思う私。

苦い春の味・・・ポリフェノールが多く含まれているんですって。
独特の苦みはアルカロイド類!新陳代謝を活発にする役目があって寒い冬、春の芽出しの為に土の中で植物は栄養を蓄えるんですね~。
その恵みを頂いて、私も新陳代謝を是非活発にしたいと思います(笑)

 

<ふきのとうの天ぷら>つぼみが固いと美味しい♪

小麦粉 2: 片栗粉 1: 水 1~2
(上記は比率です。ふきのとうの量によって、小さじ、大さじなどにしてね)

これをさっくり混ぜて、ふきのとうを入れて油でカラッとあげます。

私はお塩のみで頂くのが一等美味しいと思います。
その方が春の香りが生きる気がして・・・。
天つゆ、抹茶塩など、これはお好みでどうぞ。

 

蕗味噌

 

花が開いても、そこそこ大きく育っても使えます。

ふきのとう
ごま油 大さじ1

(タレ)
味噌 3: みりん 1: 砂糖 1/2: 酒 1/2
(上記は比率です。ふきのとうが5~6個くらいなら、上記の比率は大さじです。)

沢山ある場合は、これを2倍3倍と増やして下さい。

①タレを混ぜておく。

②ふきのとうは、ボウルに水をためた中で振り洗いし、花も茎もみじん切りに
します。

③フライパンにごま油を熱し、ふきのとうを入れてさっと火を通したら、タレを
掛けて水気が飛んだら出来上がり~。(画像では、ここでシラスを入れています。)

これは、熱いご飯に付けて食べると、「日本人で良かった~♪」と思えます。(笑)

 

 

ふきのとうが花咲き終われば、名張は本格的な春になります。

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