【イベントレポート】「隠(なばり)の食に惚れ直すワークショップ」に行ってきた


3月4日に名張市青連寺ロマンの森にあるイタリアンカフェ「Cafe Adriano(カフェアドリアーノ)」で開催された、名張市雇用創造協議会さん主催の「隠(なばり)の食に惚れ直すワークショップ」に参加してみました!!
「ちょっと詳しく、でも楽しく、名張にはどんな食べ物があるかを知り、その価値を再発見する前回大好評だったワークショップの第2弾!生産者の思いが詰まった魅力的な名張の食を食べてみたい!名張の食に惚れ直したい!そんなみなさんの参加をお待ちしています。」との事で、なになに?前回の第二弾とならば参加せねば!!!

前回のワークショップの記事はコチラ

名張市雇用創造協議会って?

名張市雇用創造協議会さんは平成26年7月から厚生労働省に採択された実践型地域雇用創造事業として人・もの・地域資源を雇用に活かす雇用創出や地域の産品を生かした新商品の開発に取り組んでいる団体です。
「人」をつくる・「もの」をつくる・「シゴト」をつくるを柱にして、専門家による様々なセミナーを開催したり、名張市の地域資源を生かした商品「隠タカラモノ」シリーズの開発を行い、そのノウハウを生かした商品を地域の生産者さんと共に全国にPRしたり、事業者と求職者をマッチングするイベントを開催したりと、2年9ヶ月にわたり「名張を元気にする」活動をしてきました。事業は平成29年3月で終了するので、「名張市雇用創造協議会」として開催する「隠(なばり)の食に惚れ直すワークショップ」は今回で最後となります。

名張ってどんな町だろう

今回のイベントは「隠(なばり)の食に惚れ直すワークショップ」というだけあって、名張市に抱くイメージや、物産など「名張市を知る」スライドから始まりました。
みなさん名張市の特徴を市外の人に伝える時、どのように説明しますか?
滝?田舎?お米?などと皆さん答えてましたが、名張市雇用創造協議会さんが全国に名張をRPするときに使うのは「名張市はナチュラルで機能的な町」なんだそう。
自然が豊かで美味しい農産物が採れるけれど、便利で住みよい町。
nanowaでご紹介している「トカイナカなばり」そのものですよね!!!
ちなみに、名張市の特産品には牛、米、酒、ぶどうなどがあります。
酒蔵は、伊勢サミットでも話題になった名張市民でも手に入れるのは困難な「而今」で有名な木屋正酒造、同じく伊勢志摩サミットで話題になった滝自慢の他、澤田酒造、福持酒造場などが有名。
日本穀物検定協会が毎年実施している米の食味ランキングで5年連続「特A」ランクだった伊賀米ですが、今年は残念ながら「A」ランクに。
伊賀牛の生産者は平成24年は35戸(3000頭)だったのが、高齢化などの影響で、現在は29戸(2500頭)に落ち込んでいるけれど、担い手をサポートするなどして頑張っているなどのお話もありました。
観光地としても人気の青蓮寺ぶどう狩りは7月20日~10月31日。予約なしでOK、食べ物・飲み物の持込みOK!時間制限なしで食べ放題なんですよ!!ゆっくりのんびりと過ごせそうなのでおススメです。

隠タカラモノシリーズをアレンジして食す

先にもご紹介した名張市雇用創造協議会さんの事業のひとつに名張市の地域資源を生かした商品「隠タカラモノ」シリーズの開発があります。
今回のワークショップではこの「隠タカラモノ」シリーズを使った料理の試食もありました。
(実はこの商品のパッケージデザインは私マヌクリが担当させていただきました。)
「隠タカラモノ」シリーズは、農産物を食品加工し付加価値を付けて、新たな名張市の物産品として流通販売する事を目指して開発されました。例えば普段のお料理にプラスするだけで彩りも美味しいデコレッシングなど、忙しい人でもこの商品を使えばパパっと簡単に美味しい料理が出来る!をコンセプトに作られています。
そんな商品達をアレンジした様々なお料理を美味しくお腹いっぱいいただきました!
ちょうどお隣に座っていた方達は、名張に長年住んでいるけど、青蓮寺にこんな見晴らしの良いお店(ロマンの杜内のカフェアドリアーノ)があるなんて知らなかったし、隠タカラモノシリーズも知らなかったので、参加して良かった!とおっしゃってました。

(左上)名張産トマト100%のトマトケチャップを使った「名張Tan(ナポリタン)」
(右上)ぶどう乙女デコレッシング(ドレッシング)を使った「伊賀肉のスカロッピーネ」
(左下)名張産野菜のサラダ(お好みで隠タカラモノ各ドレッシングを添えて)
(右下)名張産ぶどうと伊賀肉を使った「ぶどうリゾット)

商品の生産者さんの想いやストーリーを知る

イベント後半には、隠タカラモノシリーズの生産者さん達のお話もありましたので一部ご紹介します。
精肉の奥田さんの「おかずみそ」は国産農林水産物の「フード・アクション・ニッポンアワード2015」の商品部門で入賞するなど、人気商品となっていますが、お味噌の配合を変えると味が変わってしまうので、ベースとなる国津みそが品切れになると商品が生産出来なくなる。年間を通して安定した生産が出来るようにすることが今後の目標。また、ぶどう乙女、ゆず美人、うめ小町のデコレッシング3姉妹を生産している岡田さんは、何をするにも農業とはかけ離れた作業になり、一度に作れるロット数も限られていてなかなか皆さんに試食していただける機会はなかったけど、今回このような機会を作っていただき試食していただけて良かったと思っています。と語っておられました。

丁寧に加工され、オシャレにパッケージされた商品も、その「使い方」が分からなければなかなかリピート買いはしないものです。
「見た目」は消費者にファーストアクションを起こさせる起爆剤にすぎません。
ファンを獲得する為にはやはり「中身」が勝負。
「手間」と「暇」をかけることで、その産品が新たに生まれ変わることを知ってもらい、体感してもらう。
そして、生産者と作り手のストーリーを知ることでより親近感がわく。
今回のイベントはそんな生産者さんの想いを「食に興味のある」参加者の皆さんに知ってもらう為の有意義な時間になったと思います。

最後になりましたが、今回隠タカラモノ商品をアレンジして振舞ってくれた「カフェ アドリアーノ」の店主、三浦さん。
タカラモノ商品以外のお野菜にも、徹底的に「名張産」にこだわって準備してくださったそうです。
どのお料理も、とーーーーーっても美味しかったです。ごちそうさまでした!!!

この記事を書いた人

マヌクリエイト

美山 莉香

名張を拠点にしながら、伊賀名張と関西を中心に活動しているグラフィックデザイナーです。「デザインの力で地域を元気に!」をモットーにデザインを地域活性化に活かす活動に力を入れています。名張市青蓮寺でのイベント「森のはるかぜマルシェ・森のあきいろフェスタ」のプロデュース、隠(なばり)タカラモノシリーズのパッケージデザイン。名張の人農食に携わる人をクローズアップしたWebサイト「名張の素敵発見WEBマガジン nanowa(なのわ)」の運営、写真講座・スマホ写真講座の講師などもしています。