
名張地区初!こども食堂OPEN
核家族化により、おとなもこどもも知らず知らずのうちに「ちょっとしんどい」が多くなってきたように感じる昨今。
共稼ぎの家も増え、夕飯を作るのがしんどかったり、子どもだけでご飯を食べることが多かったり、夕飯は決まってママと幼い子供の2人きり…なんて家庭も多くなってきた様に思います。
そんな「ちょっとしんどい」が、「ちょっと楽しい」になれたら良いなとの想いではじまる、名張地区初の「こども食堂」が6月19日より月1回のペースで名張市新町の「やなせ宿」で開催されます。
- 食べることって
とっても楽しい♪ - みんなの居場所「こどものとなり」プロジェクト「なばりこども食堂」代表の水口薫さんは2015年1月より、名張地区まちづくり協議会さんが市からの委託事業として行っている、ひとり親家庭対象の学習支援事業のコーディネーターとして現場に関わる中で、ひとり親家庭だけでなく、共稼ぎの家庭でも、インスタント食品やコンビニ弁当、スナック菓子などで食事を済ませたり、ひとりで食事を済ませるなど、食事をまともに取れていない子どもが多いという現実を知ったそうです。その後、コミュニティープラザでボランティアスタッフをしている友人からも同じような話を聞き、いつも一人でご飯を食べている子、仕事と子育ての両立に疲れて食事作りにまで余裕のない保護者、経済的な困難から満足に食べられない親子が多くいることを更に目の当たりにし、名張市でもこのような問題が深刻化してきていると思ったそうです。
そんな時、都内で実施されている「こども食堂」のネットニュースを見て、それから半年足らずで全国で「こども食堂」の輪が広がってきていることを知ります。
こども食堂の、子どもがひとりでも入られる場所であり、食事だけでなく、ボランティアさんと遊んだり勉強したりと、子どもとそのご家族の居場所としての取り組みを知り、地域の者同士が繋がり、子どもを地域で育てていき、地域の活性化に繋がる素晴らしい取り組みだと思い、これを是非名張地域でもやりたい!そう思ったのだとか。
開催には場所の確保、食材の確保など、様々な問題がありましたが、賛同してくれる仲間とともに少しづつ問題をクリアし、名張地区まちづくり推進協議会共催のもと、ようやく今月、6月19日(日)に名張市新町の「やなせ宿」で開催する事になりました。
- 暮らしの中の
食を考えて
みよう! - 「食べるということは生きる上での基本であり、食卓を囲んで共に食べるという経験がコミュニケーションの場となり、共に食べる暖かさを経験することで心をほぐし、本音で語り合える関係を築くキッカケとなるはず。」と水口さんは語ります。また、暮らしの中での「食」をみんなで考えたり、生産者と触れ合うことで名張の豊かな農産物に興味を持ち、地域のつながりが強くなっていけばとの想いも込められているとか。
「なばりこども食堂」の合言葉は、ちょっと「しんどい」を、ちょっとだけ「楽」に。
共に食事する時間を通して、子ども達、そして保護者がちょっとだけ楽になれたり、心を許して悩みを相談できる地域の居場所になれることを目指しているそうです。
今後は食材を寄与してくださった生産者さまを招いてのお話しや、バルーンアート、紙芝居などの楽しい催しなど、地域のボランティアさんと参加者が楽しく過ごせるような催しも企画していくそうですよ!また、同プロジェクトでは運営にあたっての食材の寄与、企業様からの協賛、募金箱の設置に協力してくださるお店、開催日当日のボランティアの募集をしています。
詳しくはホームページよりお問合わせください。
https://nabarikodomo.com/information
みんなの居場所「こどものとなり」プロジェクト
なばり子ども食堂
〒518-0737
〒518-0727 三重県名張市新町
https://nabarikodomo.com/
https://www.facebook.com/kodomotonari/
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