都会でも田舎でもないハイブリッドな街「名張(なばり)」。
「トカイナカ」とは近郊都市まで、おおよそ1~2時間程度で到達できるエリアのことをいいます。のんびりした田舎暮らしを満喫しながら、でも都会暮らしの様な利便性の高い「新しいまち」と「多くの自然がのこるまち」が融合する「名張市」は、公共施設や商業施設の充実した、「ちょうどいい暮らし」が魅力のまちです。
そんな名張市は三重県西部の伊賀盆地南部に位置し、周囲を山野や赤目四十八滝や香落渓といった渓谷を含めた美しい自然に囲まれ、四季折々の鳥の鳴き声などの自然の音を感じながら暮らすことができます。また、三重県の西の玄関口としての役割も果たしています。
1954年(昭和29)名賀(なが)郡名張町と箕曲(みのわ)、滝川(たきかわ)、国津(くにつ)の3村が合併して市制が施行され「名張市」は誕生しました。その後、「桔梗が丘」の開発をはじめとした多くの大規模住宅地が造成され人口が急増し、大阪府や奈良県のベッドタウンとして発展。市制発足当時3万人だった人口は、およそ8万人となりました。歴史的なまち並みや農村集落が点在する田舎風景と、大規模な住宅地が点在している新旧共存のまちです。
名張という地名の由来は色々な説がありますが、名張の地が山間に隠れて目立たないことから、古語の「隠(なば)る」が「隠(なばり)」となり、変化していったと言われ、現在の「名張」の文字が一定して用いられるようになったのは、『古事記』が完成した翌年の西暦713年(奈良時代)であると言われています。
名張市は大阪・奈良・京都・名古屋などの近郊都市まで、おおよそ1~2時間の、ちょうどいいい暮らしが魅力の「トカイナカ」です。
まち中には、名古屋資本のチェーン店と関西資本のチェーン店が混在する不思議なラインナップも魅力のひとつ。テレビ放送も、地元ケーブルテレビを介してですが、名古屋方面、大阪方面、どちらもの番組視聴が可能です。
「都会」と「田舎」の中間にある新旧共存の曖昧さだけでなく、「東海地方」か、「関西地方」か、という曖昧さもあるちょっと不思議な町なんです。
近郊都市まで約1時間で移動可能
大阪・ミナミまで乗り換えなしの55分! 大阪・奈良・京都・神戸などの近郊都市が近く、公共施設や大型商業施設、飲食店、レジャー施設も便利な場所にあります。豊かな自然で田舎暮らし!というだけでなく、平日は大阪へ通勤し、休日は自然あふれる名張でゆっくり過ごす、または近郊都市にレジャーに出かけるというライフスタイルも可能です。
豊かな自然と農作物
山々に囲まれたのどかで豊かな自然は名張市の自慢です。
伊賀米や地酒、伊賀牛は高い評価を得ており、農業にも最適の土地です。
子育てにやさしいネウボラ事業
「ネウボラ」とはフィンランド語で「アドバイスする場所」という意味で、フィンランドにある子育て支援を行う施設を意味します。名張市では市内の各地域に「まちの保健室」を全国で初めて設置。
妊娠・出産・育児の切れ目のない相談・支援などの取り組みを行っています。
安心安全のまち
内陸部に位置し、市内を流れる川の上流にはダムがあり、災害からまちを守ってくれています。
全ての地域では、自主防災隊が設置され、防災意識の高いまちです。