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「大根」を余すことなく活用する知恵


2019年 今年もどうぞ宜しくお願い致します♪
さて、豪華なお節料理に胃も少し疲れ気味のこんな時、消化を助ける消化酵素<ジアスターゼ>、風邪予防の<ビタミンC>を含む「大根」を余すことなく利用して、体調を整えるべく、大根のお話しと美味しいレシピをご紹介致します♪
最近の大根と一口に言っても、最近は赤いのや黒い大根が売られていて、ちょっとビックリしますが、この大根、実は帰化植物で、弥生時代に入って来たとされます。昔は白い大根だけだったので、清々しく白いと言う事で<清白(スズシロ)>と呼び、平安時代に春の七草の一つに加えられて、七草粥の中に入れられています。科学の事は全く知られていないはずの平安時代ですが、漢方としても食べられていたのですから、人間の知恵は素晴らしいですね。
お店で葉付き大根が売られていたら、是非葉も一緒に買って下さい!これがまた美味しくて、栄養価は根っこの白い部分よりも多いんですよ。捨ててしまうのは勿体ないですからね。根っこの部分にある上にも書きました栄養素プラス、ビタミンAを含みますので、血栓防止作用と解毒作用もありますので、美味しく食べて元気になって頂きましょう♪

 

葉っぱ><青首部分><真ん中><先の細い部分> に分けて調理します。

 

葉っぱ

【材料】
大根葉・・・1本分
塩・・・・・大さじ1/2 と 茹でる時の小さじ1
1.よく洗ってから、鍋にたっぷりのお湯を沸かし、小さじ1の塩を入れて3分くらいさっと茹でます。
2.湯切りをして、手でしっかり雑巾を絞る要領で大根葉を絞って、小口切りにします。
3.フライパンを熱して、2の大根を入れて乾煎り。その時塩を大さじ1/2ぐらい(塩はお好みで増減して下さい。塩が多めの方がごはんを混ぜた時に美味しい。)加え、しっかり水分を抜きます。この時、お好みで、ゴマ、ジャコ、サクラエビなどを加えると、さらに美味しいふりかけが出来ます。
4.ごはんにかけても美味しいですが、ごはんに混ぜてお握りにすると、冷めても美味しい。塩を少なめにした物なら、お酒のつまみにもなります。

 

青首部分

汁気が多くて甘い部分です。
ここは細切りにして、ジャコと細切りにした大葉とポン酢でサラダが美味しい。

真ん中の半分

 

ゆず大根

【材料】
大根・・・1/4
塩・・・・小さじ1
ゆず・・・3個
酢・・・・大さじ1~2
砂糖・・・小さじ2
だし昆布・5cm1枚
1.果汁と皮にわけるのですが、切る前に皮はピーラーで剥いてからみじん切りにすると簡単で、皮を取ってから実を半分に切って、ボウルの上にザルを乗せて、その上で絞ると種がザルに残ります。種は別のレシピで使いますので、捨てずに置いといて下さい。
2.大根は4~5cm長さの1cm角の棒状に切る。
3.1に塩をからめ、重石をして3~4時間おく。大根から汁が出ますが、これは捨てます。
(私は、大根をタッパーに入れて、ビニール袋二重にして、塩をいっぱい入れて重石の代わりにします。使い終わったらまた塩は使えますので、手ごろに重石に出来ます)
4.時間になったら、2の大根の水気をぎゅっと搾り、タッパーに絞った大根とゆずのしぼり汁と皮、酢、砂糖、だし昆布を入れてざっくり混ぜて1日置けば出来上がり♪

 

(左)拍子切りにした大根
(右)袋を二重にして、重石の塩を置いたところ

 
(左)袋の一枚目をねじって、塩にゴミが入らない様にしたところ
(右)大根の汁が出て来たところ

※ゆずと調味料を入れて出来上がり

 

真ん中のもう半分

これは、おでんとかブリ大根とか、煮物にすると良いですね。

先の細い部分

辛みがややあり、汁気がやや少ない。
汁気が少ないんですけどね、先っぽって、使いにくかったりしませんか?繊維が凝縮してしまってて、ちょっと固いので捨ててしまう人が意外といるんですよね・・・で、そんな部分を上手く利用したい!!ので、ここの部分で風邪予防と喉の痛みを取る【喉のお薬】を作ります。

 

大根はちみつ

(材料)
大根のしっぽ・・・好きなだけ(笑)
はちみつ・・・・・浸かるくらいあれば一番だけど、お高いので大根がまぶせるだけでOK
1.大根は、皮つきのままサイコロくらいの大きさに切って、タッパーまたは瓶に入れ、はちみつを入れて混ぜ、大根から汁が出たら、その汁をスプーンで1杯飲む。
とても簡単に作れるので、予防的に外出から戻ったらうがいの後に飲むと良いです。喉がイガイガしたり痛いかな?と思ったらすぐにこれを飲むと、早く良くなります。
中の大根も、おやつのようにポリポリ食べてもOKです。勿体ないので食べちゃって下さい。
簡単だけど、大根買っても残る・・・と言う方は是非この手でご活用下さい。

 

それでも残るのよ~って言う方は、厚み0.5㎝くらいのいちょう切りにして、天日で2~3日干すと白いまま綺麗に干せるので、干大根として利用したり、つぼ漬けにすると良いです。

 

つぼ漬け

干大根・・・大根1本分
(調味料)鷹の爪・・・1本
しょうゆ・・・50cc
酢・・・・・・50cc
砂糖・・・・・大さじ2半
酒・・・・・・大さじ2
みりん・・・・大さじ1
水・・・・・・100cc
1.干し大根をさっと水で洗う。
2.調味料を鍋に入れて、煮立ったら干し大根を入れて、火を消す。
3.そのまま冷ましてから瓶かタッパーに入れて保存。味が馴染んだら食べて大丈夫。結構日持ちしますので、多めに作って冷蔵庫で保存すると良いですよ♪
ちょっとの手間で、捨てる物も美味しく、しかも、体に良い物が出来ます。どうぞ無駄なく使って下さいね~。また次回をお楽しみに~♪

 

 

追伸…ゆずの種ですが、消毒した瓶に、あらわないでそのままのゆずの種を入れて、20度以上の焼酎を多目に注いで蓋をしておけば、ゆずの化粧水が出来ます。ゆずの種からトロリとした液が出ますので、そのままお使いください。お肌の弱い方は、一度目立たない場所で荒れないかどうか、パッチテストしてからご使用下さいね。

 

(左)ゆずの種を瓶に入れたところ (右)焼酎を入れて化粧水にしたところ

この記事を書いた人

おうるの森

荒木薫

拠点を大阪から名張に移し、衣食住を【手作り】にこだわってトータルに生活を楽しんでいます。「美味しい物を食べたら笑顔と健康になれる!」をモットーに、毎日美味しく食べられる料理を研究中。人形師、ガーデンコーディネーターなど資格を有し、「初心者の庭」「そよごの会」などコミュニティ・イベントを主催。まだまだ知らない名張が沢山!発見しながら伝えて行けたら面白いやん!と、「nanowa」プロジェクトに挙手致しました。宜しくお願い致します。