【イベントレポート】「おうち木工教室in古書からすうり」に行ってきた


3月17日に名張市中町にある「古書からすうり」で開催された、コラボ企画「おうち木工教室 in 古書からすうり」を取材してきました。築130年のお家を改装されて古書販売とカフェをされている「からすうり」さんと、素材にこだわった木のものづくりを楽しめるおうち木工教室「スマイルウッド」さん。素敵な空間で、木の良さを感じながら、参加者の皆さんはどんな本棚を仕上げていくのでしょうか

 

なぜコラボが実現したの?

 

「古書からすうり」中田さんご夫婦と「スマイルウッド」岡さんの出会いは、伊賀市にある森林公園。イベントを主催する側と木工の講師という関係が最初の出会いだったそうです。「お店を開店した際は一緒にイベントを企画しましょう」というお約束が実現した記念すべき日に取材させていただきました。
中田さんご夫婦と岡さんは、ほんわかした雰囲気の方。素敵な空間だけでなく「人」にも癒されてしまいます。

 

さぁ木工教室の始まりだぁ

 

3つのテーブルに分かれ、9名の方が参加されました。
まず用意されたのは、本棚の図面と、国産杉の板。とても本格的です。寸法取りしてドリルで穴をあけ、にかわの接着剤を使いビスどめ、最後に色付け。濃い2時間ですが、岡さんが動き回って質問に答えて下さるので初心者さんでも全然大丈夫です。小学校6年生のお子さんもスイスイと素敵な作品完成です。スコヤという道具で垂直な線をひいたり、ドリルでググーンと穴あけなど、家具職人さんになった気分を味わえる新鮮な時間でした。
おもしろい!また違うものを作りたい!と思ってリピーターになってしまう気持ちがよく分かります。
次回は5月 26 日(金)「持ち手つきボックス」の木工教室が開催されます。詳しくはイベンド情報欄をご覧くださいね。

 

素材にこだわり、木のものづくりの楽しさを伝える「スマイルウッド」

 

三重県伊賀市笠部にある<笠部のおうち>を拠点としたおうち木工教室、出張木工教室、木工の講師養成講座を開講している「スマイルウッド」代表の岡さん。
気さくで親しみやすい方ですが、木や専門分野の事になると、お話しが止まらないくらいに「木のものづくり」に対して熱い想いを持っておられる方です。
木材は杉の間伐材を使用されています。森が大きく成長するには、木を切ってまばらにしてあげる事が大切なのだそうです。その時に切った木材を使っているので森にも優しいですね。またおうち木工教室の木工キットは60種類以上もあり、20種類の色から選べるので、初めてでも気軽に木のものづくりを楽しむことができます。
岡さんは、「木」と「人」の繋がりを届けてくれる人だと感じます。
日本人に馴染み深い木。木工教室という形で改めて「木」にふれる事により、木のぬくもりを感じられるのではないでしょうか。

 

最後に

 

今回は、木工教室にスポットを当ててご紹介してきましたが、素敵な空間とランチを提供してくださった「古書からすうり」の店主、中田さんにもお話しを伺いました。
ロゴはご存知の通りカラスと、カラスがくわえている赤い実は「からすうり」というウリ科の植物です。このツル性の多年草に人、地域「名張」との関わりに対する想いが込められているそうです。
続きは、改めて記事にさせて頂きたいと思います。

最後までお読み下さいましてありがとうございます。

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