名張に新たな魅力を!とこわか国体正式競技「ホッケー」
2021年に三重県で開催される第76回国民体育大会「三重とこわか国体」の正式競技である、ホッケーの試合会場となった名張市。
名張市では、地域に更なる魅力を生み出すための、新たな取組が行われている。
まだまだ知名度の低いホッケー
現在、私達が目にする「近代ホッケー」は19世紀半ばのイギリス発祥とされているが、古くは古代エジプトの壁画にもホッケーを楽しむ人々の姿が描かれている。
世界人気スポーツランキング16位と、ヨーロッパを中心に世界では人気のホッケーだが、日本ではホッケーの知名度はまだあまり高くない。
競技人口を増やしたい!名張市の取組
名張市ではとこわか国体に向け、三重県では初の公認人工芝競技場「名張市民ホッケー場」が2019年8月に新設された。
県内2校目となるホッケー部がある名張青峰高校や、県内唯一の社会人チームである三重クラブも練習を行っており、名張市が主催するホッケースクールや、地域で取り組んでいる体験会なども随時開催されている。
(百合が丘市民センターの隣接地に建設された名張市民ホッケー場は、日本ホッケー協会の公認を取得している)
ホッケースクールの開催
名張市では、競技人口増加を図るために小学校1年生から中学3年生までを対象としたホッケースクールを開催している。
練習は名張市民ホッケー場や、名張市立桔梗が丘東小学校で、毎月第2・第4土曜日の9時30分から正午まで行われており、講師として三重クラブの選手やホッケー経験者の方々が指導をしに来てくれる。
ホッケースクールの練習は性別で分けずに1~3年生、4~6年生の学年別で行われており、子どもたちは心から楽しそうに、そして真剣に練習に取り組んでいた。
(練習に励むホッケースクールの子どもたち)
一方、隣のフィールドではこの日、百合小こどもクラブ主催のホッケー体験会が行われており、今回は100人程の子どもたちが参加した。
子どもたちはまず最初に、ホッケー場の向かいにある名張市子どもセンター内で、市民スポーツ室の津田明徳さんから30分程の講習を受けるなど、講習は和気あいあいとした雰囲気で進み、合間に津田さんが出すクイズにも積極的に答えていく姿が見られた。
この日の体験会では新たに2名がホッケースクールに入会した。
(講習の様子)
(練習後は実際に体験!)
ときめいて人 かがやいて未来 三重とこわか国体
2021年は三重県で三重とこわか国体が開催される。
三重とこわか国体の開催期間は2021年9月25日(土) から 2021年10月5日(火)
うち、ホッケーの開催期間は9月30日(木)から10月4日(月)
三重県で開催されるのは昭和50年以来、2021年の三重とこわか国体で46年ぶり2回目だ。
三重とこわか国体をきっかけにホッケーが盛り上がり、名張市のホッケーも発展していくだろう。
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Information
名張市ホッケースクール
教育委員会事務局 市民スポーツ室
〒518-0492
三重県名張市鴻之台1番町1番地
TEL:0595-63-7100
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